繊細っこの子育て

不登校の我が子、私が穏やかに過ごせるようになったきっかけ

我が子が小学校の不登校になって半年以上経過しています。

不登校に直面した当時は、悲しいやら情けないやら、嵐のような日々でしたが、

今はなんだか、とっても穏やかです。

まだ不登校のど真ん中ではありますが、不登校のママには、是非、少しでも穏やかで、

元気にして頂きたいなと思い、私が穏やかな気持ちになるまでに何をしたかをご紹介したいと思います。

不登校についての情報を得る

今は、YouTubeやネット検索などで沢山の情報が得られます。
本もたくさん読みました。忙しいママには「ながら聴き」ができるYouTubeがお勧めです。

そして、情報を得られることで、とても楽になりました。

・不登校中の子どもが増えている

・学校以外にも選択肢がある

・学校へ行くことは子供の権利だが義務ではない

・不登校でも社会に出ていける

不登校中の子どもが増えていることを知った

ネットなど探すと、意外に不登校のお子さんは多いんだな、と感じます。
多ければ安心するのか、っておかしな話かもしれませんが、
多いってことは、これまで経験してきた方も多いってことですもんね。
今はコロナも重なり、身近なママさんでも不登校で悩んでる方が多いと感じています。
実際、行き渋りのお子さんも含めると私の知っているだけでも4.5名はいらっしゃいます。
コロナで、子ども達もペースが乱れてしまったのですね。
悩んでいるのは、私だけではないと知ることで楽になりました。

学校以外にも選択肢があることを知った

学校に行けないなんて、
この先どうしたらいいの?

こんな気持ちでいっぱいでした。
学校に行けない=未来を閉ざされた気持ちでした。
でも、調べると子どもが選べる道は、学校以外でも色々あるんですね。
フリースクール
オルタナティブスクール
ホームエデュケーション=ホームスクールングとも言います。(アメリカ、カナダ、オーストリア、イギリスetc等の諸外国では家で育つことも認められていて、国から補助が出るところもあります)
・通信教材
・ネット(YouTubeに小島よしおさんのおっぱぴー小学校もありますね。算数が主なようですが楽しそうです)
都内では通信制の都立高校もあり、選択肢があることを知ったことは大きな励みです。

学校へ行くことは子供の権利だが義務ではないと知った

子どもは学校へ行かないといけない、と思っていました
でも、子どもが学校へ行くことは、「学ぶ権利がある」ということ。
義務ではないということを知って、なるほど、と思いました。

学校へ行かないこと(不登校)は、問題行動と判断してはならない、と2016年、文部省から学校へ通達も出されています。

学校へ行かなくてもいい、ってことは分かったけど、
将来はどうなるの?
このままで大丈夫なの?

不登校でも社会に出ていけるのを知った

有名人で不登校経験者なのが、
千原ジュニアさん、指原莉乃さん、元都知事の石原慎太郎さん、宮本亜門さん、小栗旬さん、などです。

今は本当にご活躍ですね。
不登校で一番心配だったのは、このまま引きこもっちゃうんじゃないか、
この先、どうなっちゃうの?という不安でした。

でも不登校でも社会で立派に生きている人がたくさんいるのを知って、少し安心しました。

それでも子どもは成長していることを知る

この半年以上、自宅で過ごしている息子。
「子どもって成長するんだなー」
私が穏やかに見守れるのは、これを感じられているからだと思います。

自宅で主にゲームをして過ごしている息子。
オンラインでの人とのコミュニケーションを見ていても、

大丈夫だな、と思っています。

小さな、わずかな成長だとしても、
この子なりに、成長してるな、って思えるのです。

最初の頃は、1日少しだけでも、と勉強を教えていましたが、
まあ、本人のやる気のないこと、、、、、。

強制すると、なおさら嫌がるので、

まだ今は、勉強はいいや、と。笑

きっとそのうち、やりたいことが見つかって、学ばないといけないことが出来たら、
慌てて学ぶんだろうと思っています。笑

この子の人生はこの子のものと思った

わたしが社会に出た時と、現在の社会は大きく変わっています。

この子が触れている今の社会は、実際にはユーチューバーが存在し、
ネットで稼いている人もいます。

〇〇大学を出たとか、以前ほどは学歴は関係なくなっていると感じます。

わたしが感じてきた社会と、この子が感じている社会はきっと違うんだろうな、と思います。
自分で必要と思ったことは、何歳になってからでも学べばいい

自分で必要だと思ったら、その時に学べばいい

この子の人生100年、と考えるようになったら楽になりました。

ママの笑顔は、子どもの笑顔ですよね。

ママが穏やかでいるといると、子どもが安定します。

ママが好きなことをする

不登校の我が子をとても心配し、泣きもしました。
調べては問い合わせたり、って方もいらっしゃるかもしれません。

ママがリラックスすること、できていますか?
楽しい時間、ほんの少しでも持っていますか?

美味しい紅茶をいれてみる
好きだった音楽を聴いてみる
気心知れたお友達と会ってみる
お風呂にお気に入りの入浴剤を入れて、至福の時間を過ごしてみる
お天気のいい休日に、緑いっぱいの公園に行ってみる
とびきりオシャレして外出してみる

ママ自身が、幸せになれる時間が必要だと思います。

ご自身の子育てを責めず、これまでの頑張りを褒めて、
お子さんをまるっと、丸ごと包めるような気持ち。

私は、息子と過ごす傍ら、カウンセラーの教材を取り寄せて勉強したり、
今まで興味があったけど時間がなく、なかなか手が出せなかった心理学の本とかも読んでます。

ママの笑顔が増えて、子どもさんの笑顔が増えて、、
子どもさんの笑顔が増えて、ママの笑顔が増えて、

この子なら大丈夫。

そう信じて過ごしていきましょう。

不登校11か月目の追記

不登校の我が子ですが、上の記事を書いてから3か月後です。
この間にも、我が子のこころのエネルギーが少し増えてきているのを感じます。
我が子の心のエネルギーが増えてきたな、と感じるのは、こんなところです。

例えば、洗濯物を畳んでいると、

「僕もあとでやるから残しておいて」 ← ゲーム中ですぐには手が離せない模様。笑・・

「いつも美味しいご飯(?)ありがとう」 ← 気の遣い過ぎもそれはそれで気になる・・^^;

・家族(わたし)を自然にいたわることができるようになった
・冗談が言えるようになった
・「〇〇って人も昔、不登校だったんだって」← 自分の不登校を受け入れつつある
以前は、わたしの不用意に言ってしまった言葉や表情を読み取って、不安定になってた我が子。
でも、今は、ちょっとくらいの冗談は言い合えるようになりました。

子供のこころの安定は、ママのこころの安定が先

これまで振り返ってみても、子供の心が安定するには、ママの心の安定がとっても大事だと感じます

ママの心が安定しないと、子どもの心はなかなか安定しないのでは、と思うのです。
我が子が精神的に安定してきたな、と思ったのが、

登校刺激をまったくしなくなった=わたしが登校することへ全くこだわらなくなった
我が子は楽しそうにしている姿を見てただただ幸せに思う。

この時期と重なります。

子どもの変化をメモる

わたしが続けているのが、子どもの変化をメモることです。

・言った言葉
・表情
・〇〇していて楽しそう とか

何でも、変化です。

そうすると、少しずつ、子どもが成長しているのが分かります。
読み直してみると、3か月前の時とも大きく変わっていて成長しているのが分かります。

不登校だと、子どもが成長していないように感じて辛く感じますよね。
でもメモを取ることで成長が分かるようになりました。

同じ境遇の人達と話す

気の許せるママ友でもいいですが、できたら、同じ境遇で理解し合える保護者との交流はほっとします。

良かれと思い支援してくれる人でも、合う合わないがあるように思います。
そんな時でも不安な気持ちや、同じ境遇の保護者とは分かり合えるので、とても救われます。

もし身近にいなければ、今はネットでも交流できる場がありますね。
独りぼっちにならず、気持ちを吐き出せる場があるのは大きいです。

まとめ

これからも我が子が前を向いて生きていけるように支えていこうと思います。
ママのこころの安定が、子どものこころにとても影響します。

わたしも毎日ハッピーに過ごしています。
皆さんも少しでもハッピーになりますように。

これからも追記するなど、経過を書いていこうと思います。