繊細っこの子育て

読んだ傾聴の本が不登校対応の親にとても参考になると感じた

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図書館で借りてきた本、「一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本」がとてもよかったです。

もっと傾聴についてのノウハウが書かれていると手にとったのですが、、

傾聴とは表面だけではできない。その難しさ、特に不登校の子供への対応で「子どもの話を聴く」には、どうやっていくべきなのか、本当に肝キモ(あれ、なんで急にカナふった?)が書かれていました。

傾聴するには、人間の無意識の欲求を満たすことから始まる

読んだのは「一生使える!プロカウンセラーの傾聴の基本」小宮昇著

この本を手にとった時、わたしは看護師をやってきたので、患者さんの話を聞くときは正面に座らない、とか、そんなノウハウ的な知識が書かれていると思っていました。

でも違っていました。もっと深い話でした。

傾聴するって、本当に表面だけとりつくろってもダメなんですね。

話を聴く側の心にちょっとでも、例えば批判や嫌悪感などがあると、もう相手は心を閉ざしてしまう。

そう、これ、イヤでも経験しています。

不登校のわが子と接するとき、本当に批判する気持ちやコントロールしようとする気持ちなど、邪念が入っていると、絶対にばれます。

不登校、、おそるべし、、、。

不登校を学ぶうちに、否が応でも心理学とか、人間とは、とか、そんなところを学んでいくことになりますよね。

不登校の親は、特に自己理解が大切だと言われます。子どもの、ではなく、親の自分の理解。

わたしはずっと自己理解とか自己受容が難しかったんです。

なんか、ピンとこないというか、、、

わたしのこと?どうだっけ?なんだっけ?みたいに。

でもやっと最近わかりはじめました。

自分が「〇〇するべき」という自分の決まりを私にも、そしてわが子にも課しやすいこと。

そしてわたしは「人に嫌われたくない」という気持ちが極端に強いということ。

自己理解ができていないと、相手の話を聴きながら自分の古傷が痛み、傾聴ができなくなる、みたいな解釈かと思いますが、傾聴、されど傾聴、、深い、、、。

子どもの話をとことん聴きたいけど、我が家はまだまだわが子が自分の気持ちをスルスル話してくれるには至らない。もともとの性格だから、と捨てておけない。もしかして、気持ちを話せないような接し方をずっとしてしまっていたのかも、、、。そんな気持ちにもなります。

なので、わたしの課題は傾聴です。

不登校で生きづらくなっているわが子への傾聴。

傾聴をしまくって、わが子が元気に前向きに生きていけるように、、、、

わが子が自分の気持ちを話して、スッキリして、安心して、前に進んでいけるように。

傾聴、、だけど本当に難しい。

ううう、なんでこんなに難しいのかな?

患者さんにはもっとできると思うのに、相手がわが子だと、どうしてこんなに余計なことを言ったりしてしまうのか、、、、。

傾聴、、本当に大事な傾聴。

この本には、傾聴には近道はない。

傾聴がどんなに奥深いかが書かれています。でも、本当に大切なこと。

傾聴って本当に難しいけど、それができる人になりたい。

この本は人間の心理も深く解説してあって、わたしは不登校のわが子と接してきて、本当にその通りだと実感することばかりです。

自分に落とし込むまで、何回でも読みたい本です。

おすすめです。