9年訪問看護師をやっていました。
ではさっそく訪問看護師のリアルなバックの中身をご紹介します!
訪問看護師のバックの中身。準備する物品は職場で聞く
必要な物品を知りたくて読んでるのに
職場で聞くってどういうこと??
うん。
実はね、その職場で用意が必要な物が変わってくるの
例えば病棟では、体温計や血圧計って病院の物品を使いますよね?
でもわたしが働いてた訪問看護の職場は、体温計と血圧計って、自前でした。
でも、酸素飽和度を測るパルスオキシメーターは支給されていました。
え?なんかバラバラなんだね
なので、もし働く場所が決まっているなら、購入する前に個人で準備する物を聞いてみてください。
それではここから持ち歩いていたカバンの中身をご紹介します。
訪問看護師のカバンの中身
、、とその前に、カバンが自前の場合があります。
わたしは最初の頃は自分で購入したカバンを使っていました。
カバンも、職場で支給されるか聞いてみてくださいね。
訪問看護師のカバンの中身。いや、その前にカバン
- A4ファイルがすっぽり入る
- ポケットがたくさんある
- 丈夫なもの
- 色は職場の雰囲気を見る
書類を挟むA4バインダーがすっと出し入れできるサイズです。
そして物が多いのでポケットは多いのがいいですよ。
なかなかいいカバンって見つからないんですよね。
ショッピングモールとか探したんですけど、なかなかない。
こんなポケットたくさんがおすすめです。
訪問看護師のカバンの中身:体温計
体温計、いろいろありますよね。
ピっと瞬時に測定できる物から3分計とか・・・
訪問先でこんな会話をしたことがあります。
〇〇さんの体温計はなかなか鳴らないんだよ
もっと早く測れるのに買い替えたらなんて言って笑うんだけどさ
自前の体温計だと測定時間もまちまちです。笑
わたしは20~30秒の物で、測定中に会話をしていました。、、が急変時など急いでる時は長く感じていたので、もう少し早く測定できるものがいいかもしれません。
訪問看護師のカバンの中身:血圧計&聴診器
血圧計でおすすめしたいのは、片手で測定できる物。
もう片方は聴診器を持っているので、もう片方で加圧と数値をみられる物がおすすめです。
訪問では、あらゆる場面でバイタル測定をします。
イスに座ったまま測定したり。そこに物品を置くテーブルがないこともしばしば。
同僚がワンハンド測定の血圧計を使っていて、とても便利と言っていました。
聴診器は買ったっことがある人が多いのではないでしょうか。
わたしは訪問の現場では、血圧計とか聴診器は好きな色を使っていました。
訪問看護師のカバンの中身:パルオキシメーター
酸素飽和度を測定するもので重要ですよね。
こちらも職場で支給されるのか聞いてから購入した方がいいですよ。
訪問看護師のカバンの中身:ペンライト
ペンライトは瞳孔サイズがわかる物がおすすめです。
瞳孔を見るのは、そんなに頻回ではないですが、喉を見たり、たまには耳を見たりとライトが必要な時があります。
訪問看護師のカバンの中身:駆血帯
わたしの職場では駆血帯は半分くらいの人は持っていなかったと思います。
点滴が必要な時は医師側(クリニック等)が準備してくれていました。
でも物品がまだ届いていなかった!とか、置き忘れた、ってこともあるので、何事もあわてないために持っていると安心です。
訪問看護師のカバンの中身:筆記用具
わたしは100円ショップでジッパー付きの透明ポーチを筆記用具入れにしていました。
- ボールペン(黒は数本と2色ペン)
- 油性黒マジック
- 定規
- A4サイズのバインダー
黒ボールペンは出番が多いので3本くらいは持っていた方がいいです。
カバンの表面のポケットにも常にボールペンを差している同僚もいました。
訪問先でちょっとサインしてもらいたい、とか、ちょっと書き留めたいってことが多いです。そして訪問先にボールペンを忘れてきたってことも良くあります。笑
定規は、傷の大きさなどを測るのにいります。
油性黒マジックは薬に日にちを書き込んだり、
ご家族にメモを残しておきたい時などなど、使用頻度は多いです。
バインダーはわたしは2つ折りタイプがおすすめです。
書類が折れてしまったり汚す心配がないからです。
ただ難点としてちょっと重くなりますが、わたしはずっと2つ折りを使用していました。
訪問看護師のカバンの中身:医材料
わたしの職場は、処置に必要な包帯やガーゼ、絆創膏などの物品は、基本的に置いていませんでした。もう必要なくなったからと、ご厚意でご家族からいただいた物が少し置いてあっただけです。
必要な物品はそのご家庭で準備していただく、または主治医から処方してもらうので、本当ならば(会社の言い分では)看護師が持っていなくてもいい、という考え方です。
え・・・ちょっと待て・・・
訪問したら、転んでて膝から血が出てて絆創膏が必要になるとか・・
そんなのざらにあります・・・
なので、持っていたほうがいい物です。
- 絆創膏
- テープ
- 防水フィルム
- ガーゼ
- アルコール綿
訪問看護は、ご家庭で過ごすことをお手伝いします。
使える物も、できたらその家にある物を使うことがおすすめです。
なので絆創膏などが必要になった場合は、そのご家庭にあれば使わせていただく。だけど家に無い場合、もしくは独居で何がどこにあるのか分からない場合などのために上の物は持ってた方がいいですよ。
そして中でも使用頻度が多かったのが、防水フィルムとテープでした。
防水フィルムって、普通はお家にありません。
でも皮膚が赤くなってきた、とか傷ができてたとか、急に必要になるんですよね。
ドラッグストアに売ってる物です。
訪問看護師のカバンの中身:ハンドタオル
これは大活躍ですね。
手を洗った後もそうだし、雨の日にも濡れた物をササッと拭いたりします。
訪問看護師のカバンの中身:水筒
夏場はとっても大事な必需品です。
水筒があんまり大きいと重いしかさばるしで容量は迷いますよね。
夏場の訪問は半日で350mlの容量では足りないです。
持ち運びとの兼ね合いで500mlくらいの物を購入して昼休みに中身を補充するのがおすすめです。
訪問看護師のカバンの中身:入れておくと便利なグッズ
- 替えの靴下
- 小さいビニール袋
- 大きいビニール袋
訪問看護師のカバンの中身:替えの靴下
雨で履いてた靴下が濡れちゃったり、
部屋で何かを踏んでしまったり(ふふふ)
靴下は入れておくと安心です。
そして汚れた靴下を入れておく小さなビニールもあるといいですよ。
ジップロックやスーパーで置いてあるような透明ビニール袋です。
訪問看護師のカバンの中身:大きなビニール袋
天気予報が外れる時もあります。
なんで急に雨が降るの??
そんな時もあります。
大きいビニール袋があったら、急な雨降りでもカバンをさっと入れて濡れません。
こんな便利グッズもあります。
お薬シートから取り出す時、このご時世、いろいろと気になりますよね。
また手先がおぼつかない高齢な方にもおすすめなのは、
錠剤、カプセル、どちらでもシートからポコッと取り出せるこんな商品。
まとめ
訪問看護師のカバンの中身をお伝えしました。
まずは職場が決まったら、購入が必要な物を聞いてくださいね。
参考になったら嬉しいです。