先日、友人宅へお遊びに行った時のこと。
彼女は看護師キャリア30年、現役バリバリ。
今の職務は「天職」と言います。
そんな彼女と話していて、やっぱり看護師って大変だよね、と感じたエピソードです。
会話の中身は患者の話が7割
彼女とは、家庭や子どもの話もします。ドラマの話もします。
でも、それでも・・・
患者の話が7割。
今までの経験上、看護師の休憩室での会話も半分以上は患者の話です。
看護師だって、もちろん恋愛トーク、芸能人の話もします。
でも、やっぱり、患者の話が半分以上。
心配なことだったり、患者の面白エピソードだったり。
そうなのです。
看護師って、プライベートな時間でも、
仕事のことを考えずにはいられない職業!
患者の話題は看護師の共通言語のようなもの
そして、看護師にとって、患者の話は共通言語のようなもの!
看護師同士の年齢に関係なく、男の好み関係なく、プライベート関係なく、
共通で話せる話題。
だからつい患者の話題を出してしまう・・・
これがますます問題を難しくしてしまう。
ちなみに彼女は今の職務を天職と言いますが、
わたしもそう思っています。彼女には看護師の仕事がピッタリ。
責任感が強く、困った人をほっとけない、分からないことを放置しない、などなど。
そんな絵に書いたような白衣の看護師でも、
看護師の仕事が天職だと言い切る彼女でさえも、
「はあ・・・つい仕事のこと考えちゃう・・」と言います。
そう、休日くらい、頭の中を完全に切り替えてリフレッシュしたい!
でも、
具合の悪くなった患者とか、心配な患者のこと、
頭の中をよぎりますよね~~~・・・・
本当にそう。
わたしもこれが負担でした。
ちなみにその友人は、
わたしと楽しくケーキを食べたりお茶をしながらも、
患者の今の情報収集をしようとしたりしては「あっ」と我の行動に気がついて苦笑。
そうなんです。
看護師の仕事が好きとかキライとか関係なく、
患者の状態はとっても気になるんですよね。
翌日、自分がその状態の患者をしっかり看護できるかのプレッシャーももちろんあるし、
どうしても患者のことが頭から離れない・・・
反対に患者の身からしたら、
そんなに気にかけてもらえて嬉しいかも、ですけど。
頭から離れないのは、命に関わる仕事だから、が前提だけど、
それに加えて、もし職場の人間関係が悪かったり、まったく未知の分野の所属になった場合は、
かなり気合を入れて乗り越えないといけない感じですよね・・・
今回お伝えしたかったことは、
どんなにベテランでも、看護師という職業は、
なかなかプライベートとの切り替えが難しい職業。
それくらい大変なんだけど、だからこそ、「天職」と思う人もいるわけで・・・
大変だからこそ、やりがいになる。
長く看護師を続けていても、
悩みがある人は多いです。
でも、好きだから続けていけるのだと思います。
なにごとも、好きかどうかって大きいですね。