何がなんでも年収アップしたい!
でも、どうやったら年収は上がるの?
そんな看護師さんに年収アップできる方法4通りをご紹介します。
日勤だけでは稼げない現実
わたしは病院で夜勤なしで働いていました。パートタイムです。
時給2000円。これだけ見ると高いと思うかもしれませんが、生活は厳しかったです。
例えばざっと計算してみます。月に20日働いたとしたら、
2000円×7時間×20日=280000円/月。
保険等を支払うと手取りで月22~23万円。ボーナスなしで年収300万程です。
家賃が83000円で光熱費を引いたりすると・・・
田舎への帰省もお金がかかるので大変。
日々の生活はできるけど貯金となると心配になってきますね。
年収を上げる:その1.看護師の専門を極めていく
看護師のキャリアアップに認定看護師と専門看護師があります。
看護師の仕事が大好き!な人向きです。
認定看護師は5年以上の実務研修、うち3年以上は認定看護分野の実務研修が必要です。
専門看護師は5年以上の実務研修、うち3年以上は専門看護分野の実務研修が必要で、大学院で2年学ぶ必要があります。
かっこいい看護師さん
看護師という道を極めていく年収の上げ方ですね。
認定看護師、専門看護師はどんな人向き?
・看護師の仕事が好き
・新しい看護知識を身につけたい
・得た知識を患者さんに活かしたい
・看護の仕事をきわめたい
・一つの道をきわめるのが好き
・看護師としての目標が欲しい
月平均3000円から10000円の手当がつくようです。
手当のない病院もあるようなので、就職する時に確認しとくといいですね。
資格取得の費用を補助してくれる病院も多いのではないかと思います。
転職の時は、年収アップになると思います。
キャリアを積んで管理職を目指すのも年収アップになりますね。
年収を上げる:その2.夜間専従看護師
看護師は日勤だけでは稼げないのはお伝えしました。
看護師の年収の多さは、やっぱり夜勤手当があってからこそ、ですよね。
病棟は日勤だけを希望するスタッフがいます。結婚や育児で夜勤が難しい場合などです。
また産休に入る直前まで夜勤をする看護師達は、大きなお腹を抱えて介助したりとか、、本当に見ているのもツラかったです。
夜勤はお腹が張るとも良く聞きます。
このようにスタッフが足りずに仕方なく夜勤をやっている看護師がいるので、夜勤専門の看護師さんは歓迎されます。
募集はよく見かけますね。職場を探しやすいと思います。
夜間専従看護師の大変な面
夜間専従看護師の大変な面です。
・眠い
・なかなか聞けないのでプレッシャーがある
・採血や点滴などのスキルが必要
・急変時など即座な対応が必要
・場合により仮眠がとれない場合がある
夜間はどうしても眠くなるのは私だけではないはず・・・
急変時などは自分で判断できるスキルが必要です。
またスタッフ数が少ないので聞きたいこともなかなか聞けませんね。
ある程度のスキルが必要となります。
夜間専従看護師の良い点
では夜間専従看護師の良い点です。
・検査出しなどないため日中ほどバタバタしない
・日中より移乗など力仕事が少ない
・人数が少ないのでスタッフ同士のトラブルに巻き込まれにくい
・平日の映画館や人気スポットに行きやすく穴場時間が狙える
・銀行など昼間の用事がストレスなくできる
・夜勤だけなので生活リズムを整えやすい
夜間専従看護師は1勤務3万前後が相場なようです。
看護師でありがちな面倒な人間関係に巻き込まれにくいのは楽ですね。
日勤だとどうしても休憩時間が複数人と重なったりと、神経も使います。
また夜勤だけの勤務なら、その時間で生活のペースを整えられます。
いきなり夜勤からではなく、日勤を経験してから夜勤を任せる方法をとっている病院もあります。
ちょっとした物品の場所やドクターコールの方法など、病院により違ってきますね。
病棟での夜勤業務内容
病棟での夜勤の1例をご紹介します。
・16時30分~日勤者からの申し送り、指示確認
~ラウンドしながらバイタル・夕の点滴
・18時~食事の配膳・食事介助、口腔ケアなどヘルパーとも分担しながら行う
・配薬・内服介助・排泄介助・バイタル等
・21時就寝時薬の与薬・就寝
・2時間ごとにラウンド・持続点滴の更新
・5時45分頃~採血の準備など
・6時起床コール・バイタル・排泄介助
・7時食事の配膳・食事介助・口腔ケア
・8時日勤者へ申し送り・記録等
プラス@のあるかもしれない仕事
・夜間不眠やせん妄の人の対処
・夜間の点滴が落ちなくなった人の点滴の入れ替え等
・トイレ介助のコール対応
・急変の対応(医師コールや家族連絡)
他の看護師と交替で食事や仮眠をとったりします。
わたしは夜間せん妄が出て対応する夜もありましたし、何かとバタバタする日もあったり、反対に、何事もなく穏やかな日もありました。
朝の起床から日勤者が来るまでの時間が怒涛のように忙しい時間ですね。
不安な場合は日勤から経験させてもらって夜勤専従をやってみるのはどうでしょうか。
年収を上げる:その3.派遣ナースを極める
でも収入あげたい、、
こんなわがまま、無理かな、、
派遣の時給は地域で変わってきます。
地方なら1500円前後、時給が高い関東では2000円前後となっています。
集中的に働いて、短期間で多くの収入を得るのに向いています。
また派遣では時間外勤務になった時、しっかり手当がつきます。
看護師でありがちなサービス残業がないのがいいです!
看護師の道をきわめるつもりはない、夜勤もできない、でも収入を上げたい。
こんな人は派遣の好条件を探しましょう。
派遣仕事の大変な点
派遣仕事:大変な点
・行ってすぐ即戦力となる必要がある
・仕事場へ辿り着くまで心配である
・言われた仕事を慣れない場所でこなす必要がある
・しっかりスケジュール管理が必要
派遣ナースは、即戦力を求められます。
派遣の仕事だけで生活していた日々をまとめた記事です。
興味のある方はどうぞ。
イベントナースやツアーナースなどもありますね。
イベントナースは大きなライブ会場や花火大会など夜や土日が多いです。
一度大きな会場のイベントナースをやりました。
医務室に来たのは一人だけ、血圧を測って少し休憩したら大丈夫だったので平和でした。
医務室の扉から控室前の廊下をのぞき見してアーティストさんを見ていたのはわたしです。(誰も聞いてない)
ツアーナースは修学旅行で子供達に付き添ったり、また療養中の方の旅行に付き添う仕事ですね。
派遣看護師の良い点
派遣仕事:良い点
・高時給あり:派遣会社により時給が違うので複数登録し確認する(以前時給300円違ったことあり)
・忙しかったり大変なとろこは高時給になりやすいが、常勤より心理ストレスは極力低い
・その時間だけの繋がりなので頑張れる
・色んな場所での依頼があるので楽しい
派遣の時給は高いところばかりではありません。
派遣のみでがっつり稼ぐには、空いた日にどんどんスケジュールを入れていく必要があります。
しかし、それが可能と思えるくらい、人間関係の煩わしさはなく、派遣での仕事はとても身軽です。
パートタイムよりも派遣の時の方がはるかに身軽でした。
ツアーナースや、就学旅行の付き添いナースなど、普段体験できない仕事に出会える可能性があります。
病院勤務の時とはまったく違う雰囲気での勤務になるので刺激的な経験になると思います。
ツアーナースやイベントナースは看護師は1人だけなので、心の準備が要りそうです。
以前派遣で仕事を受けていたら、派遣先の職場から逆指名が入るようになりました。
長く続けると、信用度は上がります。
派遣ナースになるのは会社に登録する必要があります。
もし興味のある方はこちらが参考になるかもしれません。
年収を上げる:その4.副業する
本職以外に副業をするという手もあります。
看護師として働きながら物販やライターとして活躍している人もいるようです。
ココナラは、自分のスキルを売ることのできるサイトです。
まずは、どんなスキルを売る人がいるのか、などサイトを見てみるだけでも刺激になりますね。
メルカリを使って、家の中の不用品を出品することで物販体験ができます。
わたしはメルカリで何度か不用品を販売しました。
アプリを使って支払いやポイントの受け取りも簡単にできます。
手軽でちょっとしたお小遣いにもなりますよ。
看護師をしながら休日などの空き時間を使った稼ぎ方です。
休日に派遣ナースでの仕事をする収入の増やし方もありますね。
副業は時間も必要となるので体力と気力が必要になるかもしれませんが、楽しめる要素もあるので気分転換にもなりますよ。
まとめ
せっかく看護師の免許を取得しているのだから、それを活かしつつ、年収アップできる方法をまとめてみました。
これまでの働き方がそれぞれなら、選ぶ道もそれぞれだと思いますが、現時点からの収入アップは色んな方法がありますし、可能です。
自分のペースに合った方法が見るかるといいですね。