先日、久々に実家に帰省しました。
久しぶりだったこともあり、実家内のごたごたが俯瞰した目で見られました。
実家の人間関係
わたしの父は、亭主関白。
絵に描いたような一家の大黒柱です。
年齢も80歳を超えましたが、頭のキレと記憶力は今もかないません。
実家の家族を支えているのは、今も父。
それは事実ではあるのだけど、なんだか母親に対して口が悪い。
母に対して上からモノを言うのは朝飯前。
下手すると母に対して失礼きわまりない言葉を言ったりする。
あーーーー、これじゃあ、母にキラワレるよ・・・
そんな感じなのです。
母は、そのへんは良くできた人なので、キラっていても決してキライとは言わない。
それどころか、「家族はみんな好きよ」と言ってのける。
でも、母は父がいる部屋には寄り付かない。
父の言うことを基本的には聞きたくない。
口では言わないけれど、父から離れて過ごそうとしている。
それがまたまた父には嬉しくない。
なのでまたまた口悪く母に対して言ってしまう。
、、、、どうどう巡りだな・・・・
他人は変えることはできない
他人は変えることができない。
変わらない母を何とか変えようと口を出す父親。
それを嫌がってますます心が離れている母親。
そんな構図なのだけど、
今回の帰省で、他人は変えられないって知っているのに、ついついわたしはやってしまった!
そう。父親に文句を言った。
「母になんでそんな意地悪なこと言うの?
やってもらったことに、ありがとうって言ったら?」
わたしは、たぶん生まれて初めて父に文句を言ったのだ。
その後は売り言葉に買い言葉。
激高する父に負けじと対抗して文句を言うわたし・・・
やっちまったな~~~~
ほらほら、他人は変えられないのにさ、、、
わたし、父親を変えようと思ったんだよね。
だから文句口調になっちゃって、こじれてしまうわけ。
でも、わたしの実家の人間関係って、
わたしが育った環境なのだから、昔から基本的に変わってない。
でも、今回、やたらと目についてしまって。
それは、その人をそのまま受け入れてみよう、とか、
その人のいい面を見ていく、、、
わたしは最近はずっとそうしたくて生活していたから、
父の口の悪さに我慢ができなくなっちゃったんだよね。
以前は、それが当然な環境だったから、何がおかしいのか気がつけないけど、
ちょっと離れた位置からみると分かるというか・・・
でも、父が今のように口うるさくなったのは、
ある意味、そういう関係にしてしまったのは母なのかもしれないし。
夫婦、50年以上の積み重ねのなかで、少しづつこうなってしまったんだろうけど・・
本当は父は、母から「ありがとう」って言われたい。
なぜかと言うと、父は母をとても愛しているから。
気持ちが離れている母から、本当は、ありがとうって言われたり、大好きよ~なんてきっと言われたい。
でもさ、それって、逆じゃない?
ありがとうって言われたいなら、自分からありがとうって言うんだよね。
大好きって言われたかったら、自分から大好きだよ、好きだよって言いうんだよね。
亭主関白の父からしたら、そんなの言えるかっ ってなるかもしれないけど、
でも、そういうことだよね。
本当は母から大事にされている実感が欲しい父。
なのについ、母にあれやこれやと言ってしまう。
欲しいなら、与えるだよな・・・
自分のこと以外だと、分かるよね。
でも自分のこととなると、なかなかそれが難しい。
だから悩み事とかは、お友達に話したり、第三者に話すとスッキリ見えたりするんだね。
でも私は父も母もとても尊敬しています。
父がそんな態度になってしまう理由は、他にも複雑に絡んでて、いたしかたない部分もある。
わたしは父に、とてもとても感謝している。
自慢の父。長生きして欲しい。
そして母も大好き。
あれ、何を書こうとした記事だったか、話がずれてきてしまった・・・
ただの親大好きの記事になってしまった・・
そうそう、
人間関係のこじれって、誰かに相談すると見え方が変わるね、という話でした。
親は、いてくれるだけでありがたい。
また論点ずれた。笑