看護師の仕事

採血の時に手が震える看護師さん!私がとった悩み解決方法は?

採血の時の手の震え。
意識すると、また震えちゃうんじゃないか?とか、
こんなんじゃ、これから先、どうしたらいいの~?と不安になってしまいますよね。

私も、検診の採血をたくさんしたことがあります。
手が震えて困った時もけっこうありました。
でも、そのうちに、心の中で鼻歌が歌える♪くらい、慣れていったのですが、

では、どんなふうに乗り越えたのか、シェアしたいと思います。

採血の時の手の震えを意識すればするほど抜け出せない

採血をする前は、採血への緊張はあっても、
自分がそんなに緊張しているという自覚は全くなかったのに、

あれ??なんだか、ふ、震えている・・・

と気が付くことがありました。

自分の手に握られた針先が、震えているのを見てさらに震えは大きくなり・・・

そんな状態で採血をしたことがあります。
 
 
採血される人にとったら、恐怖の何物でもないですよね??
 
 
震えているのを自覚すると、もう悪循環

準備するふりをして見えないように深呼吸したり、、、。

プレッシャーがさらなる震えの原因に

採血に苦手意識はなかったのに・・・の場合も、一回震えを経験していると、
また震えるんじゃないか?とか、

採血に苦手意識がある場合は、プレッシャーもあり、震えることも。

私が自分で思ったのは、震えを自覚して「どうしよう」と焦ってしまうと
なおさら震える、ということ。
 
 
また震えるんじゃないか、とか、
また失敗しちゃうんじゃないか、とか、

苦手イメージで不安いっぱいになってしまうと、震えは大きくなる、ということ。
 
 
採血の場って、
・一回で採らないといけないプレッシャー
・神経などに触れないか安全に採らないといけないプレッシャー
・採血をじっと見られているプレッシャー

ってありますよね。

しかも、
・採血量が多いな~
・血管、ほそっ!

本当にプレッシャーがかかります。

採血の時に手が震えた時のわたしの解決方法

手が震えてる時にわたしがやってきたことをお伝えしますね。

・震える手はほっといてベテランをよそおい話しかける
・自信がない時は翼状針
・甘い物を摂ったから大丈夫♪

震える手はほっといてベテランをよそおい話しかける

採血されている方が不安になるだろうと、
震えている時はいつも以上にゆったりと話しかけていました。
 
 
「ご気分はどうですか~♪?」
 
 
手は震えていますけど、どうしたんでしょう?

私はベテランですけど~?

的な空気を振りまきます。
 
 
「ご気分、悪くなったら教えてくださいね~♪ ^^ 」

笑顔だって見せますよ~♪

「もう少しで終わりますからね~♪」
 

あれ?この看護師さん、震えてる??

まじ???

え?でも、慣れてる感じ?ベテラン?
震えてるのは気のせい??

と、相手を混乱におとしいれている間にさっさと終わらせます。

 
とりあえず、その場は逃げられないので、
いかに堂々としているか、
 
 
「私、大丈夫ですけど、なにか?」的な余裕を見せることに集中することで、
自分の震えに、過度に自分が集中しないようにつとめました。

自信がない時は翼状針に

根本な解決ではないんですけど、

ちょっと自信のない血管の場合は
 
 
無理して直針で採らずに翼状針にかえる
 
 
直針の方が固定が難しいし、小さい加減ができなくて難しいですよね。

私が直針採血で一番苦手だったのが、固定。
採血中の固定って、刺したらそのまま腕にシリンジをぺったり密着させて固定する人もいるけど、
私は腕とシリンジの間に自分の指を入れて固定するから、
手が震えていると固定がずれそうでイヤだった。

なので翼状針だと固定が簡単。

それに翼状針の方が逆流が見えやすいしやっぱり安心。

ちょっと不安な血管だったら迷わず翼状針にかえてやるといいですよね。

自分がやりやすい方法を選ぶっていうのも、大切ですよね。

甘い物を摂ったから大丈夫

手が震えると、意識すればするほど悪循環。

それって、完全に緊張とか気持ちの問題なんだけど、
 
 
ある時、自分の検診で空腹時の血糖値が80なかったのを知って、
 
 
「あれ?もしかして低血糖で震えてるんじゃ・・・?」
 
 
仕事する前は、しっかり朝食を食べてるんだけど、
現場に着いた時は、エネルギーが足りてないんじゃないかな?と思い、
 
 
採血の仕事前に甘い物を摂ってみよう!と思うようになって。
 
 
他のスタッフに見つからないようにこっそりチョコを口に入れたり。

それでも足りないと思えば、甘いミルクティーのペットボトルを直前にぐびぐび。

仕事中でも、なんか震える、と思えば、さっと陰にかくれてぐびぐび。
 
 
この甘い物戦略が良かったみたいで、

手の震えは良くなっていきました。
 
 
きっと、甘い物戦略を考えた時は、慣れてきつつあったのかもしれないけど、

「甘い物、くちに入れたから大丈夫」みたいな安心があって。

安心があってというより、安心にする。

甘い物くちに入れたから大丈夫っていう暗示にかけたんだと思うんですよね。
 
 
だってわたし、糖尿病じゃないし。20代だったし。 食べてるし。笑

他の場面で手が震えるなんて経験ないし。
 
 
これをやったから大丈夫、って暗示をかけたことが良かったって思う

慣れること

一番は、慣れです。

本当は、数をこなして慣れていけば震えはなくなります。

そのうちに心の中で鼻歌歌えます♪

ですが、なかなか難しいですよね・・・。

無理せず相談してみる

もし他に代わってもらえる人がいたら、
わけを話して交代してもらうのも一つの案ですよね。

でも、慣れなので、もし震えないように採血できるようにしたい!と思うなら、

わたし、大丈夫、と暗示をかけながら太い血管の人はやらせてもらうとか、

都道府県のナースセンターで採血の実習もありますよね。

回数かさねて、大丈夫~♪

そんな気持ちでやってみるのがいいかなと思います。

まとめ

採血の時の震えは、意識しないように思うことが大切だけど、

やっぱり意識してしまいますよね。

究極は採血のない職場への転職もある♪ とゆったり構えて、

自分は、これをしたから大丈夫♪と暗示にかけながら(笑)
周りのスタッフに相談しつつ、慣れていけたらいいなと思います。